Ｇ戦記顛末記

　台所に開けっ放しにしてたプリッツの存在を思い出して夜中に取りに行ったら、
なんかぼとって落ちたから何かと思ったらＧ氏だった。
なぜかこっちに向かってくるからびびって殺虫剤噴射しまくってしまった。ごめん。
その後Ｇ氏はどこかへ消えてしまったからびびりつつもすぐに寝てしまった。
翌朝起きて、ゴミ捨て行かなと思って台所行ったらＧが引っくり返っていた…
まだ足がぴくぴくしてるから生きているようだった。
ここはちゃんと息の根を止めて捨てないと後が大変なことになりそうだ。
そう思ってちゃんと潰すべきなんだけど怖くてどうしてもできない。
仕方ないからほうきで玄関の外に放り出しておいた。
４時間後くらいに外へ出たらいなくなっていた。
もしかしたら奇跡的に蘇ってどこかへ行ったのかもしれないし、
うちの玄関前のポーチはカラスや猫がよくいるから食べられたのかもしれない。
それはそれで生命の輪廻に還ったと思えば清々しい気持ちになれる。

とかなんか思ってたら、普通に階段の下に死骸が落ちてた。
単に風にあおられて移動しただけっぽい。
まあそうだよね、殺虫剤かかった虫とか食べたら危ないしね…。
コンクリートだから土には帰れないし。可哀想なことをした。
移動させる気は今更ない…。
唯一の救いはツイッターのＲＴで見た、殺虫剤はアッパー系のお薬と一緒で、
彼らは苦しくて死んだのではなく気持ちよくて死んだのだということだ…。

Ｇについて書くとやたら文章が長くなっちゃうんだけどこれは恋でしょうか。